2009-01

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久々の観劇






           「久美子ちゃんか。久美子ちゃんだね・・・」

                  私は恋をしていた。十七歳だった。








今日、以前客演させていただいた

劇団きづがわさんの第57回公演『二人の長い影』を観に行った。






泣いた。


自分でもビックリするくらい涙が後から後から流れてきた。







時は現代。70代半ばの老夫婦がおだやかに暮らしていた。

そして、一本の電話が鳴る。


それは妻・久美が遠い昔・・・戦争中に結婚を約束した坂崎真吾からの電話であった。




そこからストーリーは始まる。


現代と戦時中のシーンが上手く合わさり、

スムーズに世界に入っていけた。




現代の久美は、戦争中の地獄の日々を心の奥底にしまい込んでいる。

恋をしていた真吾のことも。

あの壮絶な経験は口に出せないほど久美の心をえぐりとっていた。



戦時中の久美は「私を、あの時のことを無かったことにするの?」とせがむ。








しかし真吾からの電話で久美は爆発的にあの時のことを思い出し、

胸が熱くなり、いてもたってもいられなくなる。



そして、すこしずつポツポツと話し始める・・・・・・・





絶妙だった。


私は、戦争経験者からその話を聞きたがる。

話を聞いて、次の世代に語り継いでいかなければと思うから。

決して同じことをくり返してはいけないから。




でもむやみやたらに聞くのはその人のえぐりとられた心に土足で踏み込むことでもあるんだと、

気づかされました。








ストーリーは続く。

久美子と真吾は淡い、清らかな恋をしていた。

本を貸し合い、その中に詩を書いた紙を挟んだりしてコミュニケーションをとっていた。

場所は日本の植民地であった朝鮮半島。


そして終戦の時が来る。

真吾はシベリアへ、

久美子は家族と共に日本を目指し南に下る。

このとき二人は「必ず生きて帰って、結婚しよう」と誓い合う・・・・




久美子とその家族は暴れまわるソ連兵から逃れるように南下する。

ある時、日本人が収容されているかつての日本人学校に、ソ連兵が攻め込んでくる。


略奪・・強姦。



若い久美子にも当然のように魔の手がのびる。

久美子は叫んだ。

すると父親が飛び出してきて・・・・・・・・・・久美子の目の前で撃たれたのだ。

母親も・・撃たれた。




両親が、死んだ。




自分をかばって。





唯一の肉親だった弟も、釜山へ向かう列車の中で

静かに息を引き取った。



久美子に甘えるように寄り添いながら。




久美子は一人になった。そして、その日から久美子は自分を久美にしてしまった。

”久美子”の時の体験を心の奥底に沈めたのだ。









やっと、日本の土を踏んだ久美子は真吾の帰りを待った。

一年。


二年。



三年・・・・・・


九年目、今の夫・栄一と結婚する。

十年目。

なんと、真吾が帰ってきた。



もう、遅かった。時は流れていた。








そして現代。あのときから58年。二人はお互いに影を残し生きてきていた。


長い、長い影を。









私は、この舞台を友達や若い人たちに観て欲しいと心から思った。


もちろん、この二人のような清い恋をしろ!とかそんな馬鹿なことは言わない。

私だってできない。

だって時代は流れている。

現代だって、みんなそれぞれ真剣で、傷ついたり悩んだりしながら人に恋してる。





今と状況が違いすぎてピンとこないと思う。

でも、だからこそ、

観て、知って、感じて欲しいと思った。















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エゴ以外の何者でもない

 


私の家では、私が産まれた時からずっと代々猫を飼っています。
今いる猫で3代目。
それぞれ個性あふるる猫たちでした。


猫がいない生活なんて考えられないし、
猫のことがあるから家族旅行も早めに切り上げるくらい。



でもひとっつも「面倒だ」なんて思ったことがありません。

それは、家族同然だから。




あんなちっこい体してるけど、
息しとるし
ゴハンもおいしそうに食うし
う○こもモリモリしよるし
呼んだら返事しよる。



間違いなく、生きとるし。





毎日チェックしてる猫ブログ、


「ジュルのしっぽ」さんでこんな署名活動を知りました。



「犬猫の殺処分再検討の要望書」





保健所等に収容された犬猫たちが殺処分されているのは、知っていました。



けれどその方法が二酸化炭素での方法で、

とても苦しみながら死んでいかなくてはならない。



だんだん酸素が無くなって、周りに自分と同じ運命になる仲間たちと一緒に

狭いゲージのような中で死んでゆく。




目や耳を覆いたくなる現実を知りました。






この署名は”殺処分方法再検討”を要望するためにするわけなので

間接的に”殺処分”を認めることになります。



それでも私は署名しました。

本当は殺処分なんてコトバが無い世の中になることが本望です。



しかし世の中色んな人がいる。

自分の勝手でペットを捨てる人は、なかなかいなくならないでしょう。



それならば、せめて麻酔薬で眠るように逝かせてあげたい。





これははじめの第一歩だと思っています。

次は殺処分をなくすために何をするか?何かできるか?



考えて実行してゆかなければいけないと思っています。



ご協力いただければ幸いです。お願いします。




私たち人間の考え方ひとつでかわる問題だと、思っています。
DSC00130_convert_20090120210710.jpg
3代目の猫・ちびさ。
もらい猫。

これ観て・・

この松さん・・・・すご・・




とてもじゃないけど、同じように演れない。さすがです。感服です。



この一部分観ただけで泣いてしまう演劇って・・・・



どんなけ素晴らしいんですかぁぁ!

「オイル」のDVD欲しくなった。じっくり全部観たい。

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プロフィール

村部チエミ

Author:村部チエミ
駆け出しの新人役者です。
158cm7号サイズ中肉中背です。
もう少し絞りたいと思ってます。
声はアルトです。
体が柔らかいのが自慢です。

"女性"の強さや内面の美しさを表現できるよう、日々お芝居の勉強をしています。

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